
<広島1-0巨人>◇12日◇マツダスタジアム
巨人は広島相手に0-1で敗れて2連敗となった。巨人のスクイズによる1失点での黒星は1967年9月13日の中日戦以来58年ぶりとなった。
3回、先発の赤星優志投手(25)が1死から田村に中越え三塁打を浴び、続く矢野にスクイズを決められ先制点を奪われた。
広島は矢野の初球にスクイズをしかけるも、外角に外した巨人バッテリーの前にファウルでしのぐのがやっとだった。その後2球ボールを挟み、カウント2-1となったところで再びスクイズ。矢野が外角低めの難しい球に食らいつき、投手前に転がして三塁走者を本塁に迎えた。
広島は球団初のスクイズの得点による「1-0」の勝利で巨人に連勝した。
▼広島が3回、矢野のスクイズで挙げた1点を守り切って勝利。スクイズによる1-0勝利は、16年6月18日ソフトバンクが阪神戦で記録(3回に今宮)して以来で、広島は球団史上初めて。一方、巨人がスクイズで0-1敗戦は67年9月13日中日戦以来、58年ぶり。67年は8回1死満塁から伊藤竜にスクイズを決められ0-1で敗れた。