
<広島12-3巨人>◇11日◇マツダスタジアム
広島がともに今季最多15安打12得点を奪い、巨人に大勝した。先制を許した直後の2回に菊池、会沢の適時打で3点を奪い逆転。4回は2四球と相手のミスに乗じて6安打を集中させて7得点。巨人先発戸郷を3回1/3でKOした。先発森下は大量リードもあり、6回3失点(自責2)で2勝目。チームは連勝で今季初の貯金1となった。新井貴浩監督(48)の試合後の主な談話は以下の通り。
-先発野手全員安打で2桁得点
新井監督 まずはキクと会沢が火をつけてくれて、それに若い選手がみんな乗っかっていった。いい攻撃だったと思います。
-昨年、目の前で胴上げされた巨人との今季初戦。しかも相手のエースを攻略した
新井監督 戸郷投手からここまで点を取れるとはあまり想像していなかった。各自、選手が自信にしてもらいたいです。
-先発の森下投手について
新井監督 真っすぐも強かったですし、たくさん三振も取ってましたね。今日はまだ余力はあったんですけど、点差もあったので「また次回も頼むな」ということで代えました。
-対戸郷投手の攻め方は
新井監督 (前回登板までの)2回とも本人もいい内容じゃなかったので、今日は絶対に気合入れてくるので「受け身にならずにどんどん行こうな」と打撃コーチ中心に言ってました。でも、ここまで点を取れるとは想像してなかった。みんなよく打ったと思います。スエ(末包)が2回に(先頭で)出てそこからチャンスにね。
-4回、末包選手の適時二塁打は内角の難しい球だった
新井監督 いいね。その前にバットを2本折られながらね。前の試合もそうだけど、チャンスで追い込まれながら、昨年とは違うスエが出てきているなと思います。あそこもしっかりポイントを引きつけて、詰まってもいいんだというぐらいの対応だった。それで変化球をさばけたと思う。昨年とは違ったスエがだんだんと…、ちょっとずつ…、出てきているかなということです。
-まだ4番ではなく、4番目という評価か
新井監督 もちろん。当然、4番目です。