
静岡県島田市の市立総合医療センターで看護師を蹴るなどしてけがを負わせたとして、静岡県警掛川署は8日、傷害の疑いで、女優広末涼子容疑者(44)を現行犯逮捕した。認否は明らかにしていない。直前に新東名高速道路で乗用車を運転中に追突事故を起こし、搬送先の病院での治療待ち中に暴行したという。要因などは調査中で9日にも送検される見込み。個人事務所は公式サイトで当面の間の芸能活動自粛を発表した。
ネット上では、23年7月に広末容疑者との離婚を発表した元夫でアーティストのキャンドル・ジュン氏(51)が23年6月に行った緊急会見での言葉が注目を集めている。広末容疑者は当時「文春オンライン」で人気シェフ、鳥羽周作氏とのダブル不倫が報じられており、直筆文書とともに謝罪。その後、鳥羽氏も広末容疑者との不倫を認めて謝罪している。
キャンドル氏は当時の会見で、広末容疑者と出会った頃を回想。「自分が妻と出会った頃、その時の彼女は心が不安定で、その後の結婚してからの良き妻であり、良き母である彼女とは180度違う人物でした」と振り返った。そして広末容疑者が時折、心身不安定に陥っていたことを明かしている。「自分が妻のことを、会社や家族や親族が、一生懸命隠してきた、彼女が急変してしまう理由は、彼女が憧れだった芸能界に若くして入り、その当時の芸能界を自分は中身を知るわけはありませんが、想像するに、今よりも強烈なプレッシャーが。メディアの方たちの取材もそうかもしれません」と推察。その上で「そういった強烈な出来事が、まじめで優等生だった彼女を何とか何とか受け止めようと必死になっていった先に心が壊れてしまったのではないかと思います」と語った。
普段の広末容疑者はメークや香水などもつけず、子供の学校行事にも積極的に参加していたという。一方で「過度なプレッシャーがかかったり、不条理に出くわしてしまうと濃い化粧をして、なかなか眠ることができず、心が豹変(ひょうへん)してしまうんです」。広末の母親も様子を見守ってきたが、「しかることで彼女が遠ざかってしまう。そういうことがあったので、彼女の母はどんなことがあっても耐えて、子供たちの面倒を見に来てくれました」。
また「いろいろ言ったらもっと彼女がひどい人になってしまって、事情も分からない人に助けを求めてしまうだろうと」と、友人たちが広末をサポートしてきた事情も明かした。
X(旧ツイッター)ではキャンドル氏が発した言葉に対し「キャンドル・ジュンが会見した時に、広末は普段は真面目で頑張り屋で最高の妻であり母なのに過度なプレッシャーがかかったりだとか、不条理なことに出くわすと豹変するって言っていたな…」「キャンドル・ジュン氏は見た目が風変りだから信用されなかったのかなぁ。私は広末の若い頃の奇行を覚えてたので、当初からキャンドル氏の言い分を信じてたけどね」「キャンドル・ジュンさんには荷が重いかもしれないけれど、彼くらいの懐の深さがないと彼女を受け止められる人はいないのでは」などと書き込まれていた。