
<広島1-0巨人>◇12日◇マツダスタジアム
巨人は広島相手に0-1で敗れて2連敗となった。巨人のスクイズによる1失点での黒星は1967年9月13日の中日戦以来58年ぶりとなった。
3回、先発の赤星優志投手(25)が1死から田村に中越え三塁打を浴び、続く矢野にスクイズを決められ先制点を奪われた。その後はストライク先行で力投。6回101球7安打1失点の好投を見せたが、打線は1点が遠い展開。
9安打を放ち、9回は2死一、二塁の同点機を作りながら、この日が誕生日の中山礼都内野手(23)が放った痛烈なライナーを遊撃の矢野がダイビングキャッチ。美技に阻まれてゲームセットとなった。床田に完封負けし、チームは最大で4つあった貯金を全て吐き出し、勝率5割となった。
なお、広島がスクイズの1点で1-0で勝利するのは史上初となった。