
<広島-巨人>◇12日◇マツダスタジアム
巨人赤星優志投手(25)は6回101球7安打1失点の好投も、今季2勝目とはならなかった。
初回からストライク先行の投球でアウトを積み重ねた。3回には1死から田村に中越え三塁打を浴びると、続く矢野にスクイズを決められ先制点を献上。それでも、テンポの良い投球を崩すことなく後続を打ち取った。
登板最終回の6回には、無死一、二塁のピンチを招くも、野間、ファビアンを連続三振。最後は菊池が放った右翼へのライナー性の打球をトレイ・キャベッジ外野手(27)がダイビングキャッチして、窮地を脱した。
だが、この日は打線が広島先発の床田の前に沈黙し、7回まで無得点。赤星は勝利投手の権利を得ることができなかった。