
阪神にも話題の「魚雷バット」がさっそく持ち込まれた。9日ヤクルト戦の試合前練習で、SSK社が同型のバットを持参。契約する梅野隆太郎捕手(33)がフリー打撃で数球、試し打ちした。
バットの先端が細く、魚雷やポウリングのピンのような形状。使用したヤンキースの数選手が本塁打量産したことでブームに火が付いた。
7日に行われたプロ野球12球団とNPBによる理事会・実行委員会で議題に上がり、NPBでも使用可否の検討に入った。野球規則に反していないことは確認されており、早ければ5月の実行委員会での承認をもって一斉導入される。
SSK社では40年近く前に、魚雷型の金属バット「ウイングフライト」を発売し、球児の間で大人気を博した実績がある。重心が手元寄りになり、振り抜きやすくなるため、魚雷型は日本でも流行する可能性がある。