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ヤンキースが開発した常識破りの新型バットに米国で議論勃発、1試合9本塁打の球団記録で注目


2025年3月29日(米国現地時間)、ヤンキースがブルワーズ戦で球団新記録となる9本塁打を放つ中、「魚雷型」と呼ばれる新型バットが注目されています。このバットのデザインは、従来のバットとは異なり、グリップに近い部分が最も太く、ヘッド部分が細くなっています。このデザインは、打球のコンタクト率を高めるためのもので、元球団職員の物理学研究者が開発しました。このバットはMLBの公式ルールには違反しておらず法的には問題ありませんが、その効果が注目され議論を呼んでいます。大打者アーロン・ジャッジ外野手はこのバットを使用しておらず、異なるスタイルで結果を出し続けています。

2025年3月30日ブルワーズ戦 3回に2ランホームランを放ったヤンキースのジャズ・チショーム・ジュニア(ロイター)

連日の猛打爆発で開幕3連勝と好スタートを切ったヤンキースが、常識破りの新型バットを使用していると米国で大きな話題となり、議論を呼んでいる。

ヤンキースは29日(日本時間30日)のブルワーズ戦で球団新記録となる9本塁打を放ち、計20得点と打線が大爆発。その直後から米メディアやSNSで、ヤンキースの複数の選手が使用している独特な形のバットに注目が集まった。

そのバットはボーリングのピン状の形で「魚雷型」と呼ばれるもの。通常のバットはグリップ部分の細くなった箇所以外、ヘッド部分まで均等の太さだが、この魚雷型はバットのメーカーラベルが入っているグリップに近い部分が最も太くなり、ヘッド部分が細くなっている。ボールをとらえる部分を厚くすることで、よりコンタクトしやすくなっているという。YESネットワークでヤンキースの実況を務めるマイケル・ケイ氏によると、このバットは、球団分析部門が研究し、元球団職員の物理学研究者が開発したもの。MLBの公式ルールでは、バットの太さ直径2・61インチ(約6・6センチ)、長さ42インチ(約106・7センチ)以内と規定されているだけで、MLBの見解では「違反バットではない」という。

SNSでは「完璧に合法なので問題ない」という意見がある一方「野球が破壊される前にあのバットを禁止にするべき」などの批判意見も上がっている。30日付の米FOXニュース電子版は「ヤンキースの打線爆発の理由はバットにある」と指摘し、議論を呼んでいることを伝えた。

ただし29日のブルワーズ戦で1試合3本塁打を放ち30日にも今季4号を放ったアーロン・ジャッジ外野手(32)は魚雷型バットは使っておらず、CBSスポーツ電子版によると「この数年間、結果を出している。違うバットを試す理由はない」と話したという。

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