
プロ野球規則委員会が11日に都内で開かれ、大リーグで話題の「魚雷(トルピード)バット」の使用を即日容認した。すでに12球団に通達し、選手たちは11日から使用可能になる。
同委員会では野球規則に抵触しておらず、問題ないことを確認。使用可能のバットには公認のシールが貼られる。5月の実行委員会で報告されることになった。
「魚雷バット1号」が出る可能性がある11日は、ナイターで以下の6試合が行われる。試合開始はすべて午後6時。
DeNA-ヤクルト(横浜)
阪神-中日(甲子園)
広島-巨人(マツダスタジアム)
日本ハム-西武(エスコンフィールド)
楽天-オリックス(楽天モバイルパーク)
ロッテ-ソフトバンク(ZOZOマリン)
DeNAではヤクルト戦前の横浜スタジアムにSSKのサンプルバットが用意され、各選手が手に取って感触を確かめた。
9日には日本ハム万波中正外野手(25)が試合前練習「魚雷バット」を持ち込み、清宮幸太郎内野手(25)やアリエル・マルティネス捕手(28)らがフリー打撃で試打をした。同日に阪神梅野隆太郎捕手(33)も練習で数球試し打ちするなど感触を確かめる選手も出てきている。
SNSでは「魚雷バット」がトレンド入り。「誰が使用するでしょうか?」「これで貧打解消」「試合が面白くなりそう」「1号は?」など多くの声が集まった。