
<ドジャース0-16カブス>◇12日(日本時間13日)◇ドジャースタジアム
ドジャースのミゲル・ロハス内野手(35)の野手登板に、SNS上でも和やかな空気が流れた。
ロハスは大量11失点を許した8回途中から、山本由伸投手(26)のグラブを手にマウンドに上がった。大ベテランはものまね劇場を披露。まずは山本のコンパクトなフォームでブッシュを中飛、続いてセットポジションから体を一塁方向へ傾けるランドン・ナック投手(27)のように投球し、スワンソンも中飛に打ち取った。この回は1安打無失点の好投だった。
9回もマウンドに姿を見せると、レジェンド左腕クレイトン・カーショー投手(37)のフォームも、クローアームストロングに二塁打を浴びた。続いて、佐々木朗希投手(23)のフォームで投球。足を上げて投じた3球目を、ケリーに左翼席へ運ばれた。その後はシンプルなフォームで投球を続けたが、一挙5失点。それでも「イニングイーター」として、2イニングで33球を投げきった。
ワンサイドゲームにも、両軍ベンチやスタンドのファンは笑顔を見せていた。
Xでは「野手登板」がトレンド入り。「メジャーのこういうところが好き」「最後まで楽しめた」「絶妙に誇張してる」などの投稿が相次いだ。