
<ドジャース-カブス>◇11日(日本時間12日)◇ドジャースタジアム
ドジャース山本由伸投手(26)が6回9奪三振、無失点と好投し、勝ち投手の権利を得て降板した。
初回から3者凡退の立ち上がり。今季初対戦となった「3番DH」で先発出場のカブス鈴木を2死から右飛に打ち取った。
3ボールまでは簡単に許すも、四球はわずか1つ。2度のピンチも、持ち前の投球術で要所を締めた。
4回1死から、2番タッカーに右翼線への二塁打でチーム初安打を許した。なおも1死二塁で鈴木が右前打を放つと、一塁を回ったところで鈴木はオーバーラン。挟殺プレーで2死三塁とし、続く4番ブッシュをカウント3-2から空振り三振に仕留め、大歓声を背にマウンド上でほえた。
6回にも、2死からこの日初めての四球を与えて、4回に安打を浴びた2番タッカーを打席に迎えた。カウント3-2から空振り三振でピンチを切り抜けた。
102球を投げ無失点の快投に、ベンチに戻るとデーブ・ロバーツ監督(52)と力強いハグを交わした。6回裏の攻撃でエドマンが先制3ランを放ち、勝ち投手の権利を得た。最速は155キロをマークした。