
<ドジャース3-0カブス>◇11日(日本時間12日)ドジャースタジアム
ドジャース山本由伸投手(26)が、6回2安打無失点、9奪三振の力投でカブス打線を圧倒した。
全球種を有効に使い、相手打線に的を絞らせなかった。カブスのカウンセル監督は「ヤマモトは、本当に、とても良かった。打てる球を投げてくれなかった。早いカウントからコーナーを突き、打つのにいい球がそんなになかった」と脱帽。今季、被打率1割未満の魔球と化しているスプリットにも苦戦。同監督は「スプリットは、本当に素晴らしい球だった。得点するのは難しい」とお手上げの様子だった。
4回は2番タッカーの長打と3番鈴木誠也外野手(30)の右前打でチャンスを広げたかと思いきや、一塁をオーバーランした鈴木が一、二塁間で挟まれ、痛恨のタッチアウト。2死三塁となり、結局、得点はできなかった。カウンセル監督は「不運だった。あの時が唯一、得点できる機会だった」と振り返った。