
<ドジャース3-0カブス>◇11日(日本時間12日)ドジャースタジアム
ドジャース山本由伸投手(26)が、6回2安打無失点、9奪三振の力投でカブス打線を圧倒した。球数は今季最多の103球。スプリットだけでなく、右打者の内角に食い込むツーシームや左打者へのカットボールなど、投球の幅を広げ、全球種を有効に使った。
自身のボブルヘッドデーで、右足首痛から「4番一塁」で復帰したフレディ・フリーマン内野手(35)は、山本の投球を絶賛。「素晴らしかった。スプリットを低めに制球して、外角も使って、右打者には体に近いところにツーシーム。今日は全てをうまく使っていた」と感想を語った。
1年目は故障で離脱する期間もあったが、ワールドシリーズ制覇に貢献。2年目、主戦投手として頼もしい投球を見せている山本について、フリーマンは「打者を相手にしっかり攻めて、素晴らしいボールを使ってストライクゾーンで勝負できているように見える。メジャーリーグでの過ごし方、遠征など、どういう風になっていくのかを理解して、2年目でより、心地よくできているのだと思う」と話した。