
故郷ドミニカ共和国での事故死が報じられたトニ・ブランコ氏(43)の長男で、パイレーツ傘下でプレーするトニ・ブランコ・ジュニア外野手(19)が11日(同12日)までに、インスタグラムのアイコンを変更。親子2ショットの写真をアップした。
前日まではパイレーツのユニホーム姿でファンにサインする写真を採用していた。変更後は波打ち際に座って笑顔を見せるブランコ氏に手を取られながら、ピースする写真にして父をしのんだ。
複数の米メディアが8日(同9日)、トニ・ブランコ氏(43)が故郷ドミニカ共和国のナイトクラブで、屋根が崩壊する大惨事に巻き込まれ死亡したと報道。中南米メディアのヘクトル・ゴメス記者によると、同席していた元レンジャーズ内野手のエステバン・ヘルマン氏(47)は生き残り、同氏の話によると崩壊が起こった瞬間、ブランコ氏は天井の一部がヘルマン氏に直撃しようとしたときに体を押して助けたという。
長男は同日に父の死去を知らせる報道を引用し「お父さん、神様が良い場所にお導きくださいますように」とつづってい。ブランコ・ジュニアは22年1月にパイレーツと契約してプロ入りしていた。