starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

国学院大、代打の竹野聖智が、公式戦初打席初本塁打 決勝打に「実感わかないけど、うれしい!」


東都大学野球で、国学院大が日大に2-1で勝利しました。試合の勝負を決めたのは、国学院大の代打選手、竹野聖智捕手の初打席初本塁打でした。1-1の同点で迎えた8回裏、鳥山監督の信頼を背に竹野が打席に立ち、2球目のスライダーを見事に右翼スタンドへと運びました。竹野は、自分の成長を支えた監督のアドバイスと努力の成果を本塁打で証明しました。監督も「野球の神様がいると感じさせる一打」と称賛し、竹野自身も「決定打を打てる選手を目指す」とさらなる成長を誓います。力をつけた竹野の一撃は、チームに新たな勢いと勝利をもたらしました。

日大対国学院大 8回裏国学院大無死、左越えソロ本塁打を放ち、喜びながらベンチに戻る代打竹野(撮影・増田悦実)

<東都大学野球:国学院大2-1日大>◇第1週第2日◇8日◇神宮

国学院大は、竹野聖智捕手(3年=日本文理)が代打で初打席初本塁打を放った。

1-1で迎えた8回、代打を告げられた竹野は「やっときた。待ちに待ったっていう感じで打席に入りました」と、冷静に2球目のスライダーをたたくと、打球は右翼スタンドに吸い込まれた。「自分でも必死すぎて…。打って全力で走ったらホームラン。実感わかないけどうれしい!」。無我夢中でダイヤモンドを一周した。

野球人生を変えた1発だった。「高校時代はバットを短く持ち、ちょこまかしているようなバッターで、ホームランバッターではなかったんです」。国学院大入学後、鳥山監督のひと言が野球人生を変えた。

「これからはしっかりと振っていくぞ。オマエならしっかり振れるようになるから。しっかりとスイングをしなさい」

その言葉を信じ、毎日、自主練習での振り込みは欠かさなかった。体重も72キロから6キロ増やし、パワーをつけた。「振り負けずに、しっかり振れるようなりました」。3月のオープン戦からAチーム入りし、アピールを続け、開幕戦で初のベンチ入り。2戦目で値千金の本塁打で勝利を呼び込んだ。

抜てきした鳥山監督は「見事に起用に応えてくれた。ここまで努力を積み重ねてチャンスをつかんできた人間。野球の神様はいるんだなぁ、と感じさせてくれるホームランでした」と、満面の笑み。竹野は「ここぞというところで1本を打てるようなバッターになっていきたい」と意気込む。新戦力が、チームに勢いをつける。

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.