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酒井法子「ネエサンと呼ばれてます」中野マサアキ主演映画「北浦兄弟」のトークショーに出席


東京・渋谷のユーロスペースで開催された映画『北浦兄弟』の特別トークショーに、歌手で女優の酒井法子と俳優の中野マサアキが登場しました。映画はエストニアの「タリン・ブラックナイト映画祭」で最優秀作品賞を受賞した後、評判を呼んでいます。ストーリーは、引きこもり生活を送っていた主人公が父を殺害し、疎遠だった弟とその遺体を処理しようとするブラックコメディです。酒井と中野は2017年以来の共演で、特に中野の演技力が称賛されました。映画の成功を受けて、中野は役者としての覚悟を持ち続ける意志を強調しました。酒井は、家族劇のような作品に今後も挑戦したいと述べ、観客に映画の鑑賞を呼びかけました。映画の上映はユーロシネマで25日まで続きます。

映画「北浦兄弟」特別トークショーを終え笑顔で写真に納まる中野マサアキ(左)と酒井法子(撮影・垰建太)

歌手で女優の酒井法子(54)と俳優中野マサアキ(47)が13日、東京・渋谷のユーロスペースで上映中の映画「北浦兄弟」(辻野正樹監督)のトークショーに出席した。

中野が大塚ヒロタ(45)とダブル主演。昨年11月にエストニアで開催された世界15大映画祭のひとつ「タリン・ブラックナイト映画祭」のクリティック・ピックス・コンペ部門で「最優秀作品賞」を受賞した。

40歳で10年にわたり、実家で父親(たかお鷹)の世話になりながらひきこもり生活を送るソウタ(中野)。ふとしたきっかけで父親を殺害してしまい、疎遠だった弟アキラ(大塚)に連絡を取り、2人で父親の遺体を始末しようとする。非日常と日常が交差するブラックコメディーテイストあふれたロードムービー。

酒井と中野は2017年(平29)に舞台「うんちゃん2」で共演して以来の仲。観客と共に客席で鑑賞した酒井は「私の大切な役者仲間の中野さんの雄姿を焼き付けました。最初にお芝居をした時はかみ合わなくて、そこがいとおしい。マチャの演技のすごさについていけませんでした。年上に見えるけど“ネエサン”と呼ばれています」と話した。

中野は「エストニアに辻野監督と行って作品賞を受賞した時は、LINEで報告しました」。酒井は「夜中に受賞を知りました。ブラックユーモアのすごい映画。それが世界に認められた。非日常だけど、もしかして日常に転がってるかもしれないリアリティーがある。マチャの駄目さ加減がすごい」と笑った。

プロデューサーも兼ねる中野は「2020年のコロナ禍で、20年間役者をやってきて、このままできなくなるのかと思いました。やり残したことを考えたら主役をやってなかった。すごく勇気が必要だったけど、自分が言い出しっぺで主役に。男2人の物語だから兄弟がいいだろうと。この世界観は辻野監督の頭の中にありました」と振り返った。

酒井は「マチャははざまにある世界観がうまいよね。ひょうひょうとして、付き合い方を考えようと思った。殺されて捨てられたら、やだから」と笑った。

俳優として、今後やりたい役を聞かれると酒井は「マチャと同じようなロードムービーができれば。だけど、賞を取った人は違う。お顔立ちが精悍(せいかん)になって、もう一緒に芝居してもらえないかな」。中野は「やんわりと(共演を)断ってる」と笑った。

酒井は「やっぱり家族劇がいい。『寺内貫太郎一家』みたいな。役者さんて身を削るような思いをして、好きじゃないとできない。私はアイドルとしてスタートしたから違う。役者の自分で作って、愛するという生き方を尊敬しています。皆さま、愛がないとできないので、ぜひ応援してあげてください」。中野は「ぜひ1人でも多くの方に見てほしいです」と話した。

ユーロシネマは25日まで。

◆酒井法子(さかい・のりこ)1971年(昭46)2月14日、福岡市生まれ。85年ミスヘアコロン・イメージガール・コンテストで入賞し。87年「男のコになりたい」で歌手デビュー。93年(平5)フジ「ひとつ屋根の下」。95年「星の金貨」。23年(令5)舞台「ごりょんさん~親子三代ママ稼業~」主演。157センチ。血液型B。

◆中野(なかの)マサアキ 1977年(昭52)9月10日、広島県生まれ。

劇団「プープージュース」座員。22年(令4)フジテレビ「元彼の遺言状」。23年映画「オジさん、劇団はじめました。」。24年NHK「虎に翼」。172センチ。血液型AB。

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