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早大が東大に快勝、3連覇へ好発進も小宮山悟監督「説教します」 創設100年東京6大学開幕


東京6大学野球が100周年を迎え、リーグ3連覇を目指す早稲田大学が開幕戦で東京大学を4-1で破りました。エース伊藤樹は試合中に秋元の打球を左足に受けるアクシデントに見舞われながらも続投し、7回1失点でチームを勝利に導きました。小沢周平主将の宣誓通り、選手たちは誇りを胸にプレーしました。小宮山監督は勝利を喜びつつも、「早稲田らしいしっかりとした野球を」と厳命しています。早大は48度の優勝実績を持ち、大正時代から大学野球をリードしてきました。

早大対東大 2回表東大無死、秋元の打球を左足に受けた伊藤樹は痛さ耐える。心配する早大・小宮山監督(撮影・柴田隆二)

<東京6大学野球:東大1-4早大>◇第1週1日◇12日◇神宮

連盟創設100年を迎えた東京6大学野球が開幕し、リーグ3連覇を目指す早大が4-1で東大に先勝した。最速151キロ右腕のエース伊藤樹(4年=仙台育英)が7回1失点で勝利に導き、節目に幸先よいスタートを切った。慶大は延長10回に立大に勝ち越し、2-1と逆転勝ちで初戦を制した。

   ◇   ◇   ◇

強い自覚と責任感がにじんだ。開会式で選手宣誓を務めた早大主将の小沢周平内野手(4年=健大高崎)が力を込めた。「100年の歴史は今日の戦いの先にあり、次の100年は今この瞬間から始まります。東京6大学野球の誇りを胸に一投一打に魂をささげます」。主将の言葉に応えたのは、開幕戦の先発を託されたエース伊藤だった。

2回に東大・秋元の打球が左太ももを襲うアクシデントにも「痛くても投げます」と続投を志願した。痛みから本調子とは言えない中でも「丁寧に低めに両サイドに投げる」ことを心がけた。4回は秋元に一時同点のソロ本塁打を浴びるも、勝ち越しは許さない。味方打線が5回に勝ち越しても緩めず、7回1失点でエースの役割を全うした。

小宮山悟監督(59)は「とりあえず勝てて良かった」と安堵(あんど)したが、勝っておごらず。「早稲田として、しっかりとした野球を見せたいと学生たちには厳命してきましたので、今日は説教します」と引き締めた。優勝回数はリーグ最多の48度。大正の時代から常に先頭で引っ張ってきた。この春を制しリーグ3連覇、さらにその先へ-。節目の年に主役の座は渡さない。【平山連】

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