
<阪神2-3中日>◇12日◇甲子園
中日が阪神に競り勝ち、昨年から続く甲子園での連敗を11でストップした。23年9月27日以来2年ぶりの勝利には、井上一樹監督(53)の「てこ入れ」が生きた。
初回に1死三塁から上林誠知外野手(29)の中前適時打で先制。5回には、今季初めて4番に入った細川成也外野手(26)の左前適時打などで2点を追加した。
投げては先発松葉貴大投手(34)が7回109球、8安打1失点で今季2勝目を挙げた。
今季、我慢して育てる方針で開幕から13試合「4番・三塁」で使ってきた石川昂弥内野手(23)が2軍へ降格。代わって今季初昇格の高橋周平内野手(31)が「6番・三塁」で昇格即スタメン出場し、4回に右翼線二塁打を放ち、体を張った守りでも貢献した。
チームは連敗を2でストップ。借金を2とした。