
<阪神2-3中日>◇12日◇甲子園
前日11日に今季ホーム初勝利を挙げた阪神は、聖地で連勝とはならなかった。昨季から続いていた甲子園での中日戦の連勝も、引き分けを挟んで11連勝でストップした。
今季初登板となった先発の西勇輝投手(34)が5回途中7安打3失点。初回先頭の岡林に右翼線二塁打を許すと、1死三塁から上林に先制適時打を献上。不運な当たりもあったが、3者凡退に抑えた3回以外は先頭打者の出塁を許すなど、苦しい投球となった。
前夜に24年9月13日広島戦以来となる、先発全員安打を放った打線もこの日は沈黙。毎回のように走者を出すも、あと1本が出ず。3点を追う5回1死から、木浪、代打渡辺の連打で好機をつくり、中野の右前適時打で1点をかえしたが、反撃はここまでだった。
それでも明るい材料もあった。ドラフト1位ルーキーの伊原陵人投手(24)が7回から登板し、2回1安打無失点。これで開幕から6試合の登板で8回1/3を投げて無失点を継続した。
阪神は13日中日戦で、2カードぶりのカード勝ち越しを目指す。