
<阪神6-3中日>◇11日◇甲子園
やっぱり六甲おろしはええなぁ~。阪神が今季ホーム6試合目で待望の白星を挙げた。先発全員安打の今季最多14安打と打線が爆発。2点ビハインドの初回に上位打線が怒濤(どとう)の5連打だ。6番前川右京外野手(21)が左翼線へ決勝の適時二塁打を放ち試合をひっくり返した。試合前には主軸がそろって話題の「魚雷バット」を試し打ちしたが、猛打の虎には新バットも必要なし!?試合後の阪神藤川監督の一問一答は以下の通り。
◇ ◇ ◇
-「あと1球」コールが懐かしかったと。立場は違うがどうだった
「いいなと思いますね。『あと1人』って聞いて、こんなのあったなと思って。これだこれだと思いながら。それはすごく勝ちの合図というか、タイガースのファンが作ってくださる、自分たちの一番背中を押してくれていたものを久しぶりに聞いて、これか、と。これが勝つ最後の瞬間かと思い出しました。ちょっとゲーム中でしたけど、にやけちゃいましたね」
-初回から動きがあった
「打線の方が、非常につながりを見せてくれたので、反発力も出たゲームということで非常によかったと思います」
-坂本の渋い当たりも良かった
「とにかく打線の長さがタイガースの良さになってくると思いますから、途切れない、途切れそうでつながるというか、そういうところをさらに結束を高めていけるように、打線にしていきたいですね」
-前川も内容があった
「練習から状態が非常によくなって、昨日の練習からいい兆しが出てたんで、そこは良かったり悪かったり、またするのかもしれないけど、今は非常にいい状態になってきています」