
<YBCルヴァン杯:松本0-2新潟>◇1次ラウンド2回戦◇9日◇サンプロアルウィン
昨季準優勝のアルビレックス新潟は敵地でJ3松本山雅FCを2-0で下し、3回戦に駒を進めた。前半19分、大卒ルーキーのFW笠井佳祐(22)がMF落合陸(25)のラストパスから右足で先制点を決め、後半18分に大卒2年目のMF奥村仁(24)が突き放した。攻め込まれる時間帯がありながらも守備陣が耐え、公式戦2試合連続完封勝ちとした。
リーグ戦の6日ヴィッセル神戸戦(1-0)から中2日。先発メンバーを総入れ替えして臨んだ一戦は序盤からボール支配率を高め、敵陣に攻め込む。ボランチで出場のMF高木善朗(32)は自由にピッチを動き回ってパスを循環させ、最前線では笠井と落合が近い距離感を保ちながらアグレッシブに次々とゴールに迫り、同19分に笠井のプロ初ゴールで先制した。
後半の立ち上がりは攻め込まれたが、DF千葉和彦(39)を中心に冷静に対応し、同18分に奥村が個人技で最終ラインを突破して貴重な追加点をゲットした。
同29分からは松本市出身のDF森昂大(25)が地元凱旋(がいせん)出場。打点の高いヘディングで守備を支え、完封勝利に貢献した。