
<西武-ソフトバンク>◇18日◇ベルーナドーム
「魚雷バット」のNPB実戦第1号は、西武源田壮亮内野手(32)となった。2番遊撃でスタメン出場し、初回の第1打席は三塁ゴロだった。
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◆魚雷型バットとは 元マサチューセッツ工科大(MTI)の物理学者で、昨季までヤンキースでアナリストを務めたアーロン・リーンハート氏(現マーリンズフィールドコーディネーター)が開発した。バットの先端が細く、魚雷やボウリングのピンのような形状。ヤ軍ではボルピ、ゴールドシュミット、ウェルズも魚雷型バットを使用。使用選手が本塁打量産したことでブームに火が付いた。
◆プロでは 11日のプロ野球規則委員会で使用を即日容認し、同日から使用可能になった。野球規則に抵触しておらず、問題ないことを確認。使用可能のバットには公認のシールが貼られる。
◆アマチュアでは 16日に全日本野球協会(BFJ)が「野球用具に関するお知らせ」をアマチュア野球規則委員会委員長名で各加盟団体(日本野球連盟、全日本大学野球連盟、日本高野連、全日本軟式野球連盟、全日本女子野球連盟)に送付。公認野球規則に定められた内容を含む「木製バットのBFJマーク表示基準」に適合するバットについては、BFJマークの表示は問題ない(BFJマークが表示されていれば、社会人・大学・高校野球等の公式戦で使用できる)ことを確認した。
◆公認野球規則3.02 バットはなめらかな円い棒であり、太さはその最も太い部分の直径が2.61インチ(6.6センチ)以下、長さは42インチ(106.7センチ)以下であることが必要である。1本の木材で作られるべきである。