
<明治安田J1:東京V0-1神戸>◇12日◇第10節◇味スタ
東京ヴェルディは、王者ヴィッセル神戸相手に1点が遠かった。
前半32分、カウンターからFW木村勇大が粘り、落としたボールをMF福田湧矢がフリーで打った。決まったと思われたが、シュートは低くく、ライン際でカバーに入った神戸DF山川哲史の足に当てた。。
前半42分には、CKからこぼれ球をDF綱島悠斗が蹴り込んだ。しかし直前のエアバトルの際に綱島がGK前川黛也へのファウルが認められ、ゴールは取り消された。
さらに後半21分には、FW染野唯月のスルーパスからFW山見大登が素早く抜けだした。角度はあまりなかったが、GK前川との1対1でシュートはブロックされた。
前半には染野、綱島が強烈なミドルシュートを放ち、どちらもGK前川のビッグセーブが阻まれている。シュート本数は8対6と上回りながら0-1の敗北だった。
得点力不足が勝ち点を積み上げられない要因となっている。
福田は「今日に関して言えば、自分が決めていれば勝っていた試合だったので、僕に責任がある」とキッパリ。その上で「やっぱり決めきるところやと思うし、それまでは行けてるので、そこで決めきるところ。今日の自分のところだったり、もう本当にそういうところやと思います」。
超決定機だった前半32分の場面については、狙ったコースにシュートを飛ばなかったミスだったと明かす。「(狙いと)違ったっすね。そういうところも含めて技術やと思います。練習するしかないです」と猛省した。
また、木村は「前半は特に決定機があった中で決め切れないと、やっぱり神戸とかそういう相手には負けるよなっていう感じです。前半自分たちの流れでしっかり決めるということと、逆に相手の流れになった時にどれだけ持ちこたえられるか、というところが勝ち点1と0とか、3と1とか、大きく変わると思う。連戦なのですぐにルヴァンが待っているので、やり続けるしかない」と話した。