
<明治安田J1:東京V2-2東京>◇2日◇第8節◇味スタ◇観衆2万6865人
東京ヴェルディは逃げ切れなかった。
前半20分にCKからDF林が頭で押し込み先制し、1-1で迎えた後半7分にFW染野がGK野澤のボールカットから勝ち越しゴール。終盤に押し込まれた中で全員で体を張り、このまま逃げ切るかと思われた中、後半44分にFKからDFエンリケ・トレヴィザンに頭で同点ゴールを奪われた。
城福監督は試合後の会見で「サポーターと喜び合いたかったんですけれど、非常に悔しい結果となりました。前半に点を取ったこともあって、重心が後ろになってしまった。修正して後半は素晴らしいゲームをしたと思います。3点目が取れないのが我々の力だと思います」と振り返った。
その上で、今のチーム状況も踏まえてこう続けた。
「ただ後から入ってくる選手の経験値を考えたら、私がこういうのはおかしいですけれども、今は彼らを責める気持ちにはなれない。この悔しい負の経験として成長してほしい。それがこのクラブの唯一、J1で戦える道筋なので、成長を促すには我慢が必要。若い選手たちがこれをどう捉えるか、我々がどう背中を押してあげるか、そういうふうに捉えています。サポーターからのブーイングは私個人に向けてだと思っています。今日の選手に向けては、自分の中ではあり得ないと思っています」
1週間で3試合の過密日程。前節の柏レイソル戦から中3日で同じ先発メンバーで戦い、その中でFW染野が負傷退場するアクシデントもあった。攻守に渡って走り続けるハードワークを持ち味とする若いチーム。さらに中2日で横浜F・マリノス戦(5日午後2時、日産スタジアム)と試練は続く。この2試合を勝ち点2で終えた。ここは辛抱強く、指揮官は連戦を乗り切っていく構えだ。