
<明治安田J1:柏0-0東京V>◇29日◇第7節◇三協F柏
柏レイソルは東京ヴェルディのハイプレスに苦しみ、今季7試合目にして初めての無得点に終わった。
後半31分に自陣からカウンター攻撃を仕掛け、MF渡井のスルーパスからMF小屋松が抜けだしゴールネットを揺らした。しかしオフサイドでノーゴールとなった。
攻撃力が売りのチームだが、この日は相手の体を張った攻守の前にシュートはわずか6本(東京Vは9本)だった。
リカルド・ロドリゲス監督は「ヴェルディの強度の高いプレスに苦しんだ時間帯が長かった。なかなか剥がすことができず前半は決定機を作れなかった。一方で後半は、我々が支配する時間帯も長く、相手を押し込む、チャンスをつくるということも複数できた。プラス取り消されたゴールもありましたし、拮抗(きっこう)した試合の中、点を決めた方が勝つという難しい試合だった」と振り返った。
それでも勝ち点1をつかんだのか、勝ち点2をうしなったのか、どう捉えているのか? と問われると「勝ち点3を取れる可能性は十分にあった。そういう意味では勝ち点2を失ったと捉えている」。ホームで勝利を挙げられなかったことを悔やんでいた。