
柏レイソルのリカルド・ロドリゲス監督(50)が27日、東京ヴェルディ戦(29日、三協F柏)に向け取材に応じ、選手層アップへ手応えを口にした。
20日のルヴァン杯・アスルクラロ沼津戦は、リーグ戦から先発9人を入れ替えながらも勝利。MF島村、白井、手塚らリーグ戦で出場機会が少ない選手らが躍動した。
連戦が続く4月に向け、指揮官は「過密日程に向けて、複数の選手の活躍はポジティブ。だれが出てもチームが高く維持されるのが理想で、プレー機会少ない選手が、リーグ戦でも活躍できると証明する場になった。彼らがそのレベルにいることを確認できたのはポジティブな試合になった」とうなずいた。
昨季まで2年連続で残留争いに巻き込まれていたチームだが、今季は首位鹿島アントラーズに勝ち点差2の4位につける。東京V戦へ「若手中心に強度の高いプレーをしてくるチーム。難しい相手で警戒しなければならない」と気を引き締め次節の準備を掲げた。