
ドジャース大谷翔平投手(30)は試合前にキャッチボールを行い、投手としてのリハビリを進めた。
気温8度前後で風が強く、厳しい寒さだったが、半袖姿で登場。左翼フィールドで軽快に体を動かした。
ブルペン投球は再開したが、ライブBP(実戦想定の投球練習)を行う時期は不明。当初、ロバーツ監督は二刀流復帰の時期について5月前後と明かしていたが、復帰が遅れている。「総合的な判断。シーズン終盤、そして(ポストシーズンを戦う)10月に向けて、全力を出せることが目標。それを彼も理解してくれていると思う」と語った。
エンゼルス時代は二刀流でのプレーに意欲を燃やし、できる限り投打で出場することに強い意志があった。だが、現在は復帰を遅らせることに同意している。意識の変化について、ロバーツ監督は「長期的に見ることを大事にし、彼も長い間、ピッチングを続けたいと思っている。(右肘手術の)2度目から復帰するために基礎から正しく、力強く、いい感覚にすること、それも大事なことだと思う」と話した。