
<ドジャース-タイガース>◇29日(日本時間30日)◇ドジャースタジアム
「1番DH」で出場する大谷翔平投手(30)が、試合前にブルペン入りし、投手としての調整を行った。座った捕手に対して20球。速球を中心に、ツーシームも交えた。
大谷は今季、投打の二刀流での復帰が期待され、春キャンプの序盤からブルペン入り。昨年11月に手術した左肩のリハビリを続けながら、投打で調整を行っていた。
2月25日に4度目のブルペン投球を行って以降は、打者で開幕へ照準を合わせるため、投手調整はスローダウン。ブルペン入りから遠ざかっていた。
この日は32日ぶりに傾斜のあるマウンドから投球し、フォームや球質の確認作業を行った。なお、ロバーツ監督は試合前、投手大谷のリハビリ過程について「ブルペン入りして、その後は球種を交ぜて、それから打者と対戦していく。再度、(今回のブルペン入りが)スタートアップとなる。具体的な(復帰時期の)タイムラインは今のところはない」と話した。