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日大・市川祐がマダックス 96球で無四球完封 リーグ通算16勝目「テンポ良く投げられた」


日大のエースであり、今秋のドラフト候補である市川祐投手が、国学院大学との試合でマダックス(100球未満の完封勝利)を達成した。市川投手は9回を無四球で96球完封し、リーグ通算16勝目を挙げた。完璧な制球力と投球術で相手打者を凡打に抑え、相手監督からも「捉えどころが難しい」と称賛された。この日、12球団のスカウトが試合を視察する中、西武のスカウトが市川のコントロールと変化球の使い方を高評価した。日大の片岡監督も、過去の教え子である巨人の赤星と比較し、市川を称えた。市川は「ドラフト1位を目指す」と掲げ、さらなる活躍を目指している。

国学院大対日大 先発した日大・市川祐は6回を抑え笑顔を見せる(撮影・柴田隆二)

<東都大学野球:日大2-0国学院大>◇第1週第1日◇7日◇神宮

日大の今秋のドラフト候補に挙がる、最速152キロ右腕のエース・市川祐投手(4年=関東第一)がマダックス(100球未満の完封勝利)を達成した。

国学院打線を9回5安打無四球の96球でシャットアウト。23年5月18日以来、2度目の完封勝利で、リーグ通算16勝目。市川は「最少失点で9回を投げようと思った結果が0につながった。テンポ良くストライクゾーンに投げられた」と、納得の表情を浮かべた。

得意の投球術がさえた。「落ち球にカットボールをどのコースにも投げることができた」と、打者の打ち気をそらし、凡打の山を築いた。国学院大の鳥山泰孝監督(49)も「捉えどころが難しい。あの手、この手で交わされながら、チャンスらしいチャンスをもらえなかった」と脱帽した。

この日は開幕とあって、12球団のスカウトが視察。西武の秋本球団副本部長は「ピッチングがうまい。変化球を使いながら、コントロールがいい。右打者のインコースにもしっかり投げられる」と評価。

片岡昭吾監督(47)も、教え子の巨人赤星と比べ、「赤星と市川、2人ともコントロールの不安はない。どんどん打たせていける投手、というところは重なる。ただ、現時点で言えば、勝ち星も含め、市川の方がいいですよ」と、エースの活躍に目を細める。

赤星は21年、ドラフト3位で巨人に入団し、今や先発ローテーションで活躍。今年、初めには「ドラフト1位を目指す」と口にしていた市川。先輩を超える1年にする。【保坂淑子】

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