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【ルヴァン杯】磐田18歳川合徳孟プロ初ゴールが決勝点「心の底からやってやろうと思っていた」


YBCルヴァン杯1次ラウンドでジュビロ磐田がFC大阪に2-1で勝利し、2回戦進出を決めた。この試合の決勝点を挙げたのは18歳のMF川合徳孟。後半7分、彼は公式戦初出場で利き足ではない左足で豪快なシュートを決め、チームを勝利に導いた。川合は試合後、「心からやってやろうと思い、それをゴールで示せた」と喜びを語った。彼は2年前にも出場経験があり、その時との違いとして自身の成長を感じていると述べ、「もっとルヴァン杯で勝ち進みたい」と意欲を見せた。次戦の清水エスパルスとの静岡ダービーでは、さらに良いパフォーマンスを期待されている。

川合徳孟

<YBCルヴァン杯:FC大阪1-2磐田>◇1次ラウンド1回戦◇26日◇花園ラグビー場

ジュビロ磐田がFC大阪を破って2回戦進出を決めた。

18歳のMF川合徳孟(とくも)が、決勝点を決めた。1-1の後半7分、DF川崎一輝(27)とFW渡辺りょう(28)が左サイドを崩し、最後は今季公式戦初出場のホープが、利き足とは逆の左足を一閃(いっせん)。豪快かつ正確にゴール左上を打ち抜き、チームを勝利に導いた。

殊勲のルーキーは「リーグのメンバーに入ったり入れなかったりが続いていて、心の底からやってやろうと思っていた。それをゴールという形で示せたので、アピールはできたかなと思います。プロ初ゴールなので、本当に特別なゴール。すごく良かったと思います」と笑顔で振り返った。

ルヴァン杯の出場は2年前にもあった。この日ピッチに立って感じたのは、当時との違いだった。「あの時はもっと体が小さかったし、スピードもなかった。プレーの余裕っていうのは、今日の方が良かった。そういった部分ではすごく成長できているなと感じたし、プレーで示せて良かった」。得点という結果以外にも、確かな成長を感じられたことに手応えを示した。

今月3日に18歳になったばかりだが、この結果だけで満足する様子はない。「ルヴァン杯はもっともっと勝ち進んでいきたいし、リーグ戦にももっと絡んで、試合に出て点を取ったりアシストをしてチームに貢献できれば」。ジョン・ハッチンソン監督(45)からも「選手としてどこまでいけるのかなと楽しみに思っている」と期待される逸材は、さらに成長速度を加速させる。

勝利した磐田は4月9日の2回戦で清水エスパルスとの静岡ダービーを戦う。負けてはいけない相手という意識を持つアカデミー育ちは「特に負けられない相手。両方伝統あるチームなので、そこは意識している」と話し、次戦でも勝利をもたらすパフォーマンスに意欲を見せた。【永田淳】

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