
<YBCルヴァン杯:FC大阪1-2磐田>◇1次ラウンド1回戦◇26日◇花園ラグビー場
ジュビロ磐田がFC大阪を破って2回戦進出を決めた。
J2で4位の磐田とJ3首位のFC大阪がぶつかった一戦は、開始早々から動いた。先にチャンスを作ったのはホームのFC大阪。前半1分にFW望月想空(23)が抜け出して決定機。しかしシュートはゴール上に外れた。早々の決定機を逸すると、直後には磐田が仕掛け、スコアを動かした。同2分、磐田FW佐藤凌我(26)がペナルティーエリア内から右足でゴール右に流し込み、最初のチャンスで先制に成功した。
しかしFC大阪も食い下がる。同22分にはDF舘野俊祐(31)が左からアーリークロスを入れると、これをFW西村真祈(23)が左足で合わせて同点に追い付いた。
1-1となってからはFC大阪が勢いを得て、クロスから立て続けに惜しい場面を作る。それでも同29分、32分、後半3分の決定機を得点につなげることができず。逆に磐田は後半7分に左サイドを崩してゴール前に運び、最後は今季公式戦初出場の18歳MF川合徳孟(とくも、18)が左足で豪快シュート。思い切って振り抜いた一撃をゴール左上に突き刺して再び勝ち越し、勝負を決めた。
勝利した磐田は4月9日の2回戦で清水エスパルスとの静岡ダービーを戦う。