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【新潟】低調チームの起爆剤はインカレ得点王、好調MF笠井佳祐「勝利貢献」誓う


アルビレックス新潟のMF笠井佳祐(22)が、リーグ戦初出場を目指して鋭さを見せています。チームは開幕から6試合勝利なしの19位で低迷中。笠井は得点感覚と運動量を活かし、次戦のガンバ大阪戦に向けて準備を進めています。ルヴァン杯1回戦で今季初出場し、引き続きスタメンやゴールを狙う姿勢を強調しています。豊富な運動量で万能型の彼は、チームの変化を促し得点を喜び合いたいと意欲を見せています。

ドリブルする笠井(左)(撮影・小林忠)

好調の大卒ルーキーが、苦しむアルビレックス新潟の起爆剤になる。20日のJ3ヴァンラーレ八戸とのルヴァン杯1回戦で今季初出場したMF笠井佳祐(22)は、リーグデビューが懸かる29日のガンバ大阪戦メンバー入りに向け、練習で鋭くゴールネットを揺らしている。チームは開幕6戦未勝利の19位。24年度の全日本大学選手権(インカレ)得点王が、開幕からほぼ固定化されてきたスタメンに割って入り、チームを活性化させるか-。

期待の点取り屋が、流れを変える。笠井は豊富な運動量と得点感覚が持ち味。G大阪戦を見据えた練習で鋭いゴールを連発している。出番に向けた準備ができていることを樹森監督に猛アピール。チームは今季リーグ戦未勝利。「体のキレはいい。ワンチャンスをものにして勝利に貢献したい」。次の試合の主役に名乗り出るつもりで、調整を続けている。

J3八戸とのルヴァン杯1回戦で今季初めてベンチ入り。延長前半6分から2トップの一角に入ると、同9分に縦パスに抜け出してシュートを放つなど、光るプレーを見せた。J初ゴールはお預けとなったが「試合に出れば楽しいし、課題を感じて練習でトライできる。もっと出番を増やせるように成長したい」。今季初出場で得た感覚を発奮材料にし、先発奪取を狙う。

サイドバック、ボランチでもプレーできる万能型だが、相手ゴールに近い位置で最も才能が輝く。24年12月のインカレでは5得点を挙げ得点王に。開幕前のキャンプでは「遠慮があった」と明かすが、現在は「いろんな選手にアドバイスをもらっている。パスの要求も出せるようになった」。もう迷いはない。

若手の突き上げがチームを活性化させる-。開幕からスタメンをほぼ固定化しているが、6試合を終えて3分け3敗。勝ち点3で19位に沈む。ルヴァン杯は初戦突破したが、攻守のちぐはぐさは改善されなかった。状況打破へ向け、「自分が得点してみんなと喜び合いたい」。大卒ルーキーが、苦しむチームを救う。【小林忠】

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