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国内では貴重なクルマをモチーフにしたアートの展示会「第14回 オートモービルアート展 2019」を堪能


カレントライフ読者の皆様でもアートジャンルに「オートモービルアート」という存在する事をご存じの方はまだまだ少ないのではないでしょうか。その名の通り「自動車」そのものを表現の対象にしたアートで、自動車が文化として根付いている欧米ではメジャーなアートジャンルとして確立しているのですが、残念ながらまだまだ日本での認知は低いようです。


日本の一大自動車生産拠点の愛知県で開催



しかし、そこは日本の一大自動車生産拠点の愛知県、名古屋市西区にあるノリタケの森ギャラリーでは地元の有志による「オートモービルアート展」が毎年開催され今年で14回を迎えています。


「自動車」をモチーフにした作品であれば、画材、表現方法問わずオートモービルアートになるため、絵画やイラストはもちろん、彫刻や組木細工に焼き物、市販プラモデルも含まれ多種多彩な作品が展示されていました。


まずは造形作家の加藤勝也さんの作品



▲ボンネット上のカメラがワンポイントのシトロエン


▲こちらはゼッケンナンバーからして1931年のミッレミリア出走車のメルセデスベンツSSKLのようです


▲もうこちらは言うまでもなくモーガンですね

民芸品のような素朴で簡素な造形ながらも実車のディテールが自己主張してるあたりは、強烈な個性を放っていた往時の自動車ならではのものではないでしょうか。


木製カーモデラーの落合匡暢さんの作品


こちらは木製カーモデラーの落合匡暢さんの作品。エンジン本体や補器類、フレーム、ボディなどのパーツをすべて木材からのフルスクラッチで再現しています。



▲ロータスエラン

フォルムだけでなく、X型バックボーンフレームとロータスツインカムヘッドのケントユニットもリアルに再現しています。




▲トヨタトムス84C

シャシー、エンジンの再現はもちろんリアカウルの開閉ギミックに前輪のステア機能まで再現してるそうです。


斎藤勉さんのアルファロメオカングーロ


カーモデラーの方であればご存じの方もおられるかもしれません。斎藤勉さんのアルファロメオカングーロです。



1/24スケールのフルスクラッチですが、マテリアルまで実物と同じアルミニウムを使用、シリンダーブロックはアルミ鋳造、ホイールはマグネシウム鋳造です。



1/24スケールのメタルモデルでステアリングギアボックスまで再現、実際に操舵することも可能です。



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