＜プレミアリーグ：マンチェスターC5－2クリスタルパレス＞◇12日◇第32節◇エティハド・スタジアム
クリスタルパレスのMF鎌田大地（28）はアウェーのマンチェスター・シティー戦にフル出場した。
2試合連続の先発で、評価を高める21歳のMFウォートンとともにボランチの位置に入った。チームは前半21分までに2点を先行したが、2－5で逆転負け。リーグ戦6試合ぶりの黒星となった。
直近5試合で4勝と好調なクリスタルパレスは前半8分に幸先よく先制した。右サイドを抜け出したFWサールがグラウンダーのクロスを送り、遠いサイドからフリーで走り込んだFWエゼが右足で押し込んだ。後半21分にはウォートンの右からのCKをDFクリス・リチャーズが頭で押し込んでリードを広げた。
攻守に奮闘していた鎌田だったが、前半30分過ぎに自陣ペナルティーエリア手前で相手をスライディングタックルで倒してイエローカード。そこで与えた直接FKを今季限りでマンチェスターCを退団するMFデブルイネに鮮やかに決められた。前半36分にもFWマルムシュにゴールを許し、試合は振り出しに戻った。
後半開始からクリスタルパレスはFWマテタに代えてMFヒューズを投入。鎌田、ウォートンと中盤に3人を並べた。だが、マンチェスターCの勢いは止まらなかった。
昨季王者は後半2分、デブルイネのアシストからMFコバチッチが右足でゴール左隅に蹴り込んで逆転。後半11分にもGKエデルソンの超ロングフィードに抜け出したFWマカティーが左足で流し込んでリードを広げた。
チームの4点目をアシストしたGKエデルソンは左足でパスを出した際に負傷し、後半26分に交代したが、同34分に左サイドバックで先発した20歳のオライリーがプレミア初ゴール。終わってみれば、5－2と差がついた。
