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ビデオ検証に早大・小宮山監督「審判に異議失礼、使わない」東大・大久保監督「やってよかった」


東京6大学野球の試合で、リーグ初のビデオ判定が導入されました。これは、早稲田大学対東京大学の試合の5回表、早稲田の一塁走者が二塁への盗塁を試みた場面で起こりました。最初の判定は盗塁がセーフでしたが、東京大学の大久保監督がビデオ判定を要求し、結果、アウトに変更されました。このビデオ判定の導入は、物議の余地を減らし、公正な判定を促進することが目的です。試合でのビデオ判定は今月10日からの理事会で承認されており、各チームの監督は9イニング中に1度要求でき、延長戦に入ればもう1度要求可能です。しかし、早稲田大学の小宮山監督は審判への敬意から、自身はビデオ判定を利用しない意向を示しました。

早大対東大 5回表早大無死一、三塁、一塁走者小沢の二塁盗塁で東大・大久保監督からの要請でビデオ検証になりスコアボードにビデオ検証の表示が出た(撮影・柴田隆二)

<東京6大学野球:早大13-3東大>◇第1週2日◇14日◇神宮

東大・大久保監督が5回の守備時にリーグ初のビデオ検証を求め、成功させた。無死一、三塁で早大の二盗がセーフと判定された場面に「ベンチから見ていても、きわどかった」と要請し、審判団がおよそ2分間ネット中継の映像をチェック。判定がアウトに変更され「盗塁がアウトかセーフで大量失点を招く。モヤモヤとしたことがなくなるし、やってよかった」と振り返った。7回の守備で内野安打とされた場面も検証を求めたが、今度はセーフの判定は覆らなかった。

今月10日の理事会で承認を受け、各チームの監督が9イニングで1度、延長すればさらに1度要求できる。セーフかアウト、フェアかファウルなどの判定に用いられる。リーグ初のビデオ検証を見届けた早大の小宮山悟監督(59)は「審判の判定を遠くにいるベンチから異議を唱える方が失礼だと思うので、私は使わない」と断言した。

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