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G大阪ユースが神村学園に4-0でプレミア復帰後初勝利 U-20代表GK荒木琉偉が鉄壁セーブ


G大阪ユースは高円宮杯U-18プレミアリーグ西地区で、神村学園を4対0で破り、プレミアリーグ復帰後初の勝利を飾りました。試合では、先制点を決めた久永虎次郎や、後半30秒足らずで3点目を奪った中島悠吾が活躍しました。守護神のGK荒木琉偉は堅実な守備で神村学園を完封し、チームの勝利に大きく貢献。1年生ながらも、安井司や川野聖などの選手が躍動し、今後の活躍が期待されます。試合後、町中大輔監督はケガから復帰した選手たちとともに、面白いサッカーを展開できると展望を述べました。G大阪はクラブユース選手権で連覇しており、プレミアリーグでも優勝を狙っています。

G大阪ユースでプレミアリーグに出場したG大阪GK荒木琉偉(撮影・永田淳)

<高円宮杯U-18プレミアリーグ西地区:G大阪ユース4-0神村学園>◇13日◇第2節◇OFA万博フットボールセンターB

ガンバ大阪ユースが神村学園(鹿児島)に4-0で快勝し、3年ぶりのプレミアリーグで復帰後初勝利を飾った。

G大阪は昨年のU-17日本代表で2種登録のMF山本天翔(たかと、3年=G大阪ジュニアユース)を出場停止、複数の3年生をけがで欠いたものの、昨季プレミア5位の神村学園を相手に序盤から主導権を握り、ゴールを重ねた。

前半25分に2種登録FW中積爲(なかつみ・なる、3年=G大阪ジュニアユース)の左ループパスに抜けたU-18日本代表FW久永虎次郎(3年=FCアラーラ鹿児島U-15)がGKと接触しながらも決めて先制。同アディショナルタイムには中積の右からのクロスをMF安井司(2年=G大阪ジュニアユース)が鮮やかに決めて追加点を挙げた。

後半もペースを落とさないG大阪は、後半開始30秒足らずで3点目。中積のパスを受けた安井が左からグラウンダーのクロスを入れると、これをMF中島悠吾(3年=G大阪ジュニアユース)がワンタッチで流し込んだ。とどめは後半31分。中積のラストパスから、途中出場のFW川野聖(1年=G大阪ジュニアユース)がDFと競りながら左足でGKの股を抜くシュートでゴールラッシュを締めくくった。

守っても今季トップチームに帯同しているU-20日本代表GK荒木琉偉(17)が鉄壁の守備を披露。シュートストップやハイボール処理で抜群の安定感を見せ、キックやスローでも格の違いを見せつけ、神村学園を完封した。

またこの試合ではチーム4点目を決めた川野を含め7人の1年生が出場。4人が先発し、中でもMF深江龍明(FCアロンザ)は攻守にセンスが光るパフォーマンスで今後を期待させる動きを見せた。

6日の開幕戦では名古屋グランパスU-18に0-1で惜敗していたG大阪は、待望のプレミア勝利。町中大輔監督(45)は「3年生にけが人がいたが、今日、出場した1年生が躍動してくれた。今日はいい守備ができた試合。けが人が戻ってきたら、もっとおもしろいサッカーができると思う」と先を見据えた。

飛び級で招集されているU-20代表でも正守護神を務める実力を見せた荒木は「GKは経験が大事と言われるので、ユースや代表で試合経験を積めているのは大きい。今日はホームでやりやすかったし、負けるわけにはいかなかったので勝てて良かった」と勝利に安堵(あんど)の表情。3アシストを含む全4ゴールに絡んだ中積も「絶対勝たなきゃいけない試合だった。自分で点は取れなかったけど、アシストして勝てた。次もゴールやアシストでチームを勝たせられるようにしたい」と話した。

プレミアでの戦いは3年ぶりとなるが、夏のクラブユース選手権を連覇しているだけに、目標は高い。先制弾の久永は「クラブユースでの3連覇も目指しているし、プレミアでも優勝を狙っていきたい」。数々の名選手を輩出してきた西の名門が、黄金時代再来に向けて新たな一歩を踏み出した。【永田淳】

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