
日本代表森保一監督(56)が試合を視察し、セレッソ大阪の劇的すぎる結末に独特の表現で称賛した。
「C大阪からしたら、どこかで心が折れても不思議ではない。それでも次のゴールを奪いにいった。心が折れたとしても、もう1回戦うんだという姿勢は(一般の人を含めて、我々の)日常の活力になる」
C大阪は、後半だけで2度もVARで得点が取り消され、さらに後半追加時間にPK失敗。通常のオフサイド判定を含めれば、数え切れないほどの決定機を逃していたが、後半57分にDF進藤が劇的ゴールを奪ってみせた。計107分の死闘だった。
C大阪がホーム鹿島戦の連敗を12でストップ。最後に勝ったのは10年5月5日で、15年ぶり。アウェー戦を含めれば16試合ぶりの鹿島戦の勝利となり、C大阪にすれば歴史的な1勝になった。