
<広島5-3巨人>◇13日◇マツダスタジアム
広島が巨人との接戦を逃げ切り、今季2度目の同一カード3連勝。連勝を4に伸ばして、首位の座をがっちり守った。セ5球団との対戦が一巡した14試合を終えて貯金3。セ界唯一の貯金チームだ。試合後の広島新井貴浩監督(48)の主な談話は以下の通り。
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-森投手5回まで90球。継投の選択肢は
新井監督 いや、あそこはもう迷わず森で。球数どうこうというより、彼は投げながら成長してもらわないといけない選手。4月の段階で5回で代えるという選択肢はないです。今からの投手なので、経験してもらいたいし、成長してもらいたい。
-制球に苦しむ場面も
新井監督 そこも本人が分かっていると思う。イニングを重ねるごとに抜け球が多くなったり、ちょっと高めに行ったりするというのは、今回の登板だけじゃなく、前回も前々回もあった。そこは本人も分かっていると思うし、なおさら5回で代えるわけにはいかない。彼の成長を考えたときに。
-1回の先制打は小園選手が初球を打った
新井監督 大きかったね、あれは、本当。内野も前進守備だったし、「狙っていたの?」って言ったら「いや狙っていません。反応で打ちました」って。調子がいいんだね。素晴らしいです。
-けが人が出ている中で打線につながりが出てきた
新井監督 何というのかな。若い選手が少しずつだけど、打席内での球際、シチュエーションによっては何とか三振だけはというね。そういう球際を意識してくれて、そこが少しずつ強くなっているのかなと感じます。
-3戦ぶりスタメンの二俣選手が先制点の起点に
新井監督 良かったね。久しぶりのヒット。追い込まれながら真っすぐを逆方向にしっかりと振り切って、いいヒットだと思う。その他の内容もね。本人も練習中にいろいろとバッティングコーチと話し合って、映像と照らし合わせながら修正している。今日はいいスイングできてると思います。
-監督も練習中に二俣選手と話を
新井監督 いい感じ、いいバランスで振れているよと言っただけ。