
<広島5-3巨人>◇13日◇マツダスタジアム
巨人が広島相手に3連敗を喫し、借金生活に突入した。
先発の石川達也投手(26)は初回、先頭の二俣に二塁打を許すと、続く矢野の犠打で1死三塁としてから小園に先制の右前適時打を浴びた。登板最終回の5回には、2死二塁のピンチで小園が中前打。さらに、中堅手・ヘルナンデスがこの打球を後逸し二塁走者に加えて、打者走者の小園も本塁に生還した。不運な形で追加点を奪われ、5回7安打3失点(自責1)で降板した。
打線も拙攻が響いた。4回は2死一、三塁でダブルスチールを試みるも失敗。2点を追う8回には2死満塁のチャンスを作るも、この日2番に入っていた長野が空振り三振に倒れた。
9安打を放ちながらも、あと1本、あと1点が遠かった。