
<ドジャース0-16カブス>◇11日(日本時間12日)ドジャースタジアム
メジャー初黒星を喫したドジャース佐々木朗希投手(23)について、ロバーツ監督が高く評価した。
今季4度目の登板で、2回に先制ソロ本塁打を浴びたが、5回まで投げ抜き、4安打1失点で粘った。リードを許したまま交代し、救援陣が崩れて大敗。佐々木に黒星がついた。
直球の最速は98・3マイル(約158キロ)。序盤はスプリットの制球に苦しんだが、4回以降は立ち直った。球数81球、5イニングともにメジャー移籍後では最多。ロバーツ監督は「おそらく彼にとって一番重要だったのは、修正をして、より長い回を投げて、ストライクゾーンを攻めながら三振や凡打をとること。落ち着いて、リズムを取り戻したのを見られたのは良かった」と語った。
3回無死満塁の場面では、4番ブッシュの打球を中堅手パヘスがフェンス際でジャンピングキャッチ。スーパープレーに救われた。同監督は「あれは非常に大きかった」と守備の好プレーもたたえながら、佐々木の今回のピッチングについて「キレがあったと思う。初めて、5回まで投げることができた。登板後、これからまた前に進んでいこうと伝えた」と評価した。