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【C大阪】幸福の神様「ビリケンさん」来場で12戦無敗継続 ホーム12連敗中だった鹿島にミラクル勝利


セレッソ大阪(C大阪)は、幸福の神様「ビリケンさん」の後押しを受け、15年ぶりに鹿島アントラーズに1-0で勝利しました。これまで鹿島とのホーム戦では12連敗していましたが、ビリケンさんの来場でこのジンクスを打破し、初の白星を獲得。試合中は驚異的な展開が続き、決勝点はDF進藤亮佑が後半57分に決めました。ビリケンさんの訪問により、SNSでは多くの祝福と歓声の声が上がり、C大阪は試合の勝利だけでなく、ファンにエンターテインメントを提供することができました。今後もビリケンさんの力を借りて勝利を重ねる方針です。

C大阪対鹿島 勝利を招いたビリケンさん(撮影・西尾就之)

<明治安田J1:C大阪1-0鹿島>◇第10節◇12日◇ヨドコウ

セレッソ大阪が、幸福の神様「ビリケンさん」の後押しを受け、ついに歴史的連敗に終止符を打った。

これまで12連敗中だったホーム鹿島戦に、1-0で勝利。10年5月5日以来、15年ぶり。アウェーを含めれば16試合ぶりの白星になった。

その天敵に効力を発揮したのが、大阪市にある通天閣の公認キャラクター「ビリケンさん」。来場すれば無敗を誇っており、この鹿島戦で12戦無敗(9勝3分け)となった。愛称「幸福の神様」は試合中はベンチに座って、試合後は選手にもみくちゃにされた。

SNSでは、来場が決まった際に「何も鹿島戦にビリケンさんをぶつけなくても…これで不敗神話が終わってしまう」と嘆きの声もあった。最悪の相性の鹿島戦に呼ぶことは、賛否があったのも事実。

しかし、ふたを開ければ、DF進藤亮佑(28)の後半57分の決勝点で歴史に残る勝利に。後半だけでVARによる得点取り消しが2度、通常のオフサイドによるノーゴールが3度、そして決勝点が生まれる40秒前には、FWハットンのPK失敗があった。台本でも描けない展開で、まさに奇跡的な1勝だった。

今回の来場を主導したのは、クラブ内にあるファンマーケティング部。グループ長の生田修也さんは「今季は勝ちにこだわりたい。その姿勢を選手以外のスタッフも見せたい」と決意していた。

無謀? とも思われたホーム12連敗中の天敵に、来場すれば11戦無敗のビリケンさんをぶつけた勝負度胸と勝負勘には、ただただ感服するしかない。ビリケンさん最強伝説の誕生といっても過言ではない。

ビリケンさんの鹿島戦来場は初めてで、今季初の出番だった。試合後、敗れた鹿島のスタッフがC大阪側にこんなコメントを残したという。

「鹿島戦には、ビリケンさんを来場させないでください」

SNSでもサポーターから「ビリケンさん、ありがとう」「これから全試合に来てください」「何か2試合分を見た感じ」という感謝のコメントもあった。

C大阪が目指すのはピッチ内の勝利に加え、スタジアムで味わえるエンターテインメント性もある。クラブ職員一同がプライスレスな喜びを感じた1日だった。

◆ビリケンさん 庶民の味方として古くから世界中で愛されてきた幸福の神様。1908年に米国の女性芸術家が「夢の中で見た神様」をモデルに制作した作品が起源とされる。日本ではC大阪のホームタウン大阪市の通天閣にある像が有名で、C大阪は過去、開幕前に通天閣のビリケンさんに必勝祈願をしたこともあった。

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