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【五輪サッカー】大岩ジャパンに試練…男子出場チーム4減決定でアジアは2枠以下の可能性高まる


2028年ロサンゼルス五輪におけるサッカーの出場枠が発表され、男子チームは12チームに減少、女子は16チームに増加しました。これにより、アジアの出場枠も減少する可能性が高まり、アジア予選が以前よりも厳しいものになることが予想されます。大岩剛監督率いる日本代表にとって、出場がより困難になる状況です。過去の五輪予選でも苦戦しており、今回の変更で出場条件が厳しくなったため、戦略が必要とされます。選手招集も困難になることが見込まれ、日本サッカー協会(JFA)は総力を挙げて出場を目指すことを表明しています。

大岩剛監督(2024年3月撮影)

ロス五輪への道のりは険しくなる。国際五輪委員会(IOC)は9日(日本時間10日)、スイスのローザンヌで理事会を開催。28年ロサンゼルス五輪のサッカー出場チーム数を発表し、男子が12チーム、女子が16チームに変更された。男子は現行から4枠減、女子は4枠増。パリ五輪で3・5枠だったアジアの出場枠は2枠以下に削減される可能性が高まった。2大会連続で指揮を執る大岩剛監督(52)にとっては厳しい決定となった。

   ◇   ◇   ◇

今夏始動予定の大岩ジャパンに厳しい新ルールが突きつけられた。IOC理事会でロス五輪出場枠がパリ五輪から4つ減ることが決まった。アジアの出場枠減少は確実。日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖会長は「アジア予選がさらに厳しくなることは間違いない」と危機感を強めた。

1年前に行われたパリ五輪出場権を兼ねたU-23アジア杯カタール大会で苦戦した。アジアは3・5枠が与えられていたが、1次リーグで韓国に敗れ、準々決勝は地元カタールと延長戦までもつれるなど紙一重の戦いが続いた。3枠以上の場合、準決勝で敗れても3位決定戦に勝てば良かった。しかし、2枠以下だと決勝進出が絶対条件になる。

歴史がアジア予選が簡単ではないことを教えてくれる。8大会連続出場中だが、現行方式となった16年のリオデジャネイロ五輪出場を懸けたアジア選手権準決勝イラク戦は、試合終了間際の決勝点で決着がついた。元々五輪のアジア枠が2の女子は12年ロンドン五輪で銀メダル獲得も、16年リオ五輪出場を逃している。

直近ではロス五輪に当たるU-20日本代表が2月のU-20アジア杯中国大会で準決勝敗退。3年後に置き換えれば、五輪出場権喪失意味する。若手の海外移籍が加速する中で、パリ大会以上に選手招集が難航することは目に見えており、全体の底上げが急務となる。

日本サッカー界は五輪を重視してきた。世代別代表として最後の国際大会であり、経験者の突き上げがA代表強化につながると信じているからだ。厳しい予選を勝ち抜く上で大岩監督の経験値は大きなアドバンテージになりそうだ。宮本会長は「JFAとしても出場権獲得に向けて全力で取り組んでいきます」。総力を挙げて五輪の連続出場を継続させる。【佐藤成】

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