
ロス五輪への道のりは険しくなる。国際五輪委員会(IOC)は9日(日本時間10日)、スイスのローザンヌで理事会を開催。28年ロサンゼルス五輪のサッカー出場チーム数を発表し、男子が12チーム、女子が16チームに変更された。男子は現行から4枠減、女子は4枠増。パリ五輪で3・5枠だったアジアの出場枠は2枠以下に削減される可能性が高まった。2大会連続で指揮を執る大岩剛監督(52)にとっては厳しい決定となった。
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○…出場枠の変更は国際サッカー連盟(FIFA)の女子サッカー発展施策の影響で決まった。ESPNによると、FIFAのインファンティーノ会長は五輪で女子の16チームへの増枠をIOCに掛け合ったが、連盟同士が合意したサッカー競技の選手、スタッフの参加人数を上回ってしまうため、男子を減らす方向でまとまったという。それがIOC理事会で最終決定された。