
日本野球機構(NPB)の中村勝彦事務局長が7日、都内で行われたプロ野球12球団と日本野球機構(NPB)による理事会・実行委員会に出席し、「写真・動画等の撮影及び配信・送信規程」について改善勧告を行った日本ハムの対応を明かした。
NPBでは今季から、インプレー中に撮影した選手の写真、動画等の配信及び送信を禁止。日本ハムは、同規程の第3条第4項「以下の場合はこの限りではない」の1号「主催者が承認した場合」に該当すると解釈し、本拠地エスコンフィールドにおいて昨季同様の運用を続けてきた。
日本ハムの森野貴史ボールパーククリエーション統括部長は「12球団の皆さんとの確認部分だとかも、なかなか抜けていた部分もあった。おわびした。11球団の皆さんやってることに沿ってやっていきます」と、現行のルールに従う意思を示した。
中村事務局長によると、会議終了後に日本ハムが挙手。「改善勧告に対して、12球団で決めたルールとは違う方向で解釈をしてスタートしていたと。今後その違ったというところを、外部向けに発信していく」と話したという。同事務局長はつづけて「このルールは確定ですということではなく。最初の段階で、不確定要素が多いので、まずスタートしてみて、いろんな意見を検討していく」と話した。