日体大・篠原颯斗が７回２失点好投「新鮮な気持ち」アマ球界初の巨人２軍新本拠地で公式戦勝利

開幕戦勝利を飾った日体大の篠原颯斗投手（撮影・平山連）

＜首都大学野球：日体大4－2武蔵大＞◇第1週第1日◇5日◇ジャイアンツタウンスタジアム

首都大学野球の春季リーグが5日、巨人2軍本拠地のジャイアンツタウンスタジアムで開幕した。3月に開業した同球場でアマチュア野球の公式戦が行われるのは初。3試合が行われ、開幕試合では、2季連続優勝を目指す日体大が今季1部昇格の武蔵大に逆転勝ちし、白星発進した。

　　　◇　　　◇　　　◇

日体大のエース篠原颯斗投手（4年＝池田）が、その名を刻む1勝を手にした。武蔵大戦で7回2失点と好投。アマ球界では初めてジャイアンツタウンスタジアムで公式戦勝利投手となり「新しい球場で、とても新鮮な気持ちでいけました」。冬場に磨いてきた直球は、自己最速を1キロ更新する151キロを計測するなど進化中。「（今後も）チームを勝たせる投球をしたい」と次戦以降を見据えた。