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青井実キャスターがフジ「イット!」で生謝罪 番組スタッフに不適切な言動せぬよう申し入れ受け


フジテレビのニュース番組「Live News イット!」のキャスター、青井実氏が番組スタッフに対する不適切な言動について謝罪しました。青井氏は弁護士の協力を得た調査で、リハーサルや速報対応中にスタッフを強い口調で叱責したことが判明しました。彼はこれらの行動を「未熟さ」とし、反省の意を表明しました。フジテレビは青井氏に対し、今後の同様の言動がないよう申し入れ、職場環境の改善を訴えております。また、同局の社員対応にも不備が認められ、別途処分が行われました。

フジテレビで9日、放送された「Live News イット!」(月~金曜午後3時45分)の番組内で、メインキャスターの青井実氏(44)が、番組の社員及びスタッフに対する不適切な言動があったとして、今後そうした言動をしないよう、局から申し入れられた件について生謝罪した。

この件は、放送開始から2時間21分後の午後6時6分に番組内で報じられた。青井氏は「まずは私事でお時間をいただき、申し訳ありません。私自身についての事案が出てきましたヒアリング、調査していただき、厳しい報告をいただきました。真摯(しんし)に受け止めます」と謝罪した。

同局によると、2月から弁護士を交えて調査を行った結果、5月ごろ、番組リハーサル中にフリップの演出がうまくいかなかったことに対し、強い口調でスタッフを叱責(しっせき)したとした。

また24年10月には、放送終了直後に速報ニュースの対応をめぐり、自身がつけていたピンマイクを強い調子でキャスター台の上にある箱に放り投げ、その後、同番組で勤務する社員及びスタッフに対して、相当に厳しい口調で叱責(しっせき)したという。

青井氏は「速報ニュースに対応する中。厳しい対応をしてしまいました。自分の未熟さが出てしまったと思います。言葉を伝えるものとして、あってはならないと思っております」と謝罪を重ねた。「自分1人で作るものではなく、大勢のスタッフによって番組は作られています。スタッフの心を受け止めて作っていきたい。このたびは申し訳ありませんでした」と頭を下げた。

フジテレビは「職場における安全配慮の観点から問題と考えている」として、青井氏に対して、今後こうした言動がないよう申し入れ「共演者との関係についても、適正なコミュニケーションに努めてほしい」と求めた。 また、フジテレビ社員の対応についても不備があったとして8日、処分を決定したという。

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