
読売テレビの元アナウンサー辛坊治郎(68)が8日、X(旧ツイッター)を更新。女優の広末涼子容疑者が傷害容疑で逮捕されたことを受け、医療現場における暴行の問題に言及した。
辛坊氏は、広末容疑者が静岡県島田市の病院で看護師を蹴るなどしてけがを負わせたとして現行犯逮捕された報道記事を引用。「知り合いの看護師さん、患者に殴られて大怪我し、警察に届けたけど、逮捕してくれなかったそうだ」と知人の看護師のケースを記し、「今回は、ヒロスエだから逮捕された、のかもしれない」と推測した。
続けて「患者がパニック起こして、医療関係者が難に遭うことは、そんなに珍しくないそうだ」と医療現場の現状についても言及し、「大変な仕事だなぁ」とつづった。
なお、医療現場の暴行問題について、小説家で医師の知念実希人氏は自身のXで、広末容疑者の逮捕報道を受けて「とりあえず、病院で医療従事者へ暴行したら通報されて逮捕されることが世間に知れ渡ることはよかったと思います 特に救急では患者による暴力、ちょこちょこ起こるし」と言及。続くポストでは「救急外来をやっていると、救急車で運ばれてくる→院内で暴れる→パトカーで運ばれていく ってパターンは時々見ます」と記した。
また、医師でタレントのおおたわ史絵氏は自身のブログで「病院にはいろいろな人が訪れるので暴言や暴行はある意味日常的なもの ある程度ならば対話による制御や投薬による抑制ができるのでたいていは警察沙汰にまではならない」と説明した上で、「だが、現行犯逮捕とは…これはまれである」とつづった。