放送プロデューサーのデーブ・スペクターは8日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」（月～金曜午後1時55分）に生出演。
高速道路で事故を起こした後に救急搬送された静岡県島田市の病院で看護師を蹴るなどしてけがを負わせたとして、7日未明に静岡県警掛川署に傷害の疑いで現行犯逮捕された俳優広末涼子容疑者（44）について、「再出発したのに残念」と語った。
掛川署によると、広末容疑者は7日午後7時ごろ、静岡県内の新東名高速道路で普通乗用車を運転中に追突事故を起こし、現場となった病院に救急搬送された。病院到着後に、看護師の左足を右足で蹴ったり、ひっかくなどしてけがを負わせたとみられている。車は同容疑者が運転し、マネジャーを名乗る男性が同乗していたが、捜査関係者によると、広末容疑者は事故を起こした当時も、高速道路上で歩き回るなど落ち着きのない動きをみせていたという
同番組では、広末容疑者が事故を起こした当時、「奈良県からの仕事帰り」だったと伝えた。また、取り調べの際に大きな声を上げるなど落ち着かない様子をみせたり、事故を起こす前にもサービスエリアで大声を上げるなどの行動がみられたとも伝えた。
番組MCのフリーアナウンサー宮根誠司は「（広末容疑者について報じられている）文言だけを見ると、ちょっと様子がおかしいなということなんですが…。普通、マネジャーの方は（同容疑者の）様子がおかしいなら、運転をさせないような気がしますが」とコメント。これに、デーブは「よほどの必要性があって2人で運転することにしたと思うんですが、再出発としては残念なことになった」と応じ、広末容疑者の立場がここ数年で、公私ともに激変したことを念頭に触れた。
「お会いしたことがあるんですが、極めて個性的な人で、魅力的な女優でもあるんですが、それでもすでに波瀾（はらん）万丈で、いろんなことがありすぎて」と指摘。「（報道内容では）行動が、やはりどうしても普通に見えない。事故の直後ならだれでも動揺しますが、搬送先で助けてくれる看護師に暴行は、普通しません」と述べた。「さかのぼるとどこまで、というのは今の時点では軽々には言えませんが、何らかの、正常ではないような行動になっていたと思います」と私見を口にした。
