
中居正広氏の女性トラブルに端を発したフジテレビの一連の報道を受け、系列局の関西テレビ(カンテレ)大多亮社長(66)が4日、大阪市内の同局で報道陣の取材に対応し、辞任を発表した。中居氏と女性との事案が起こった当時フジテレビの専務を務めており、取材対応に先立って行われた臨時取締役会で辞任が承認された。6月の株主総会までは、福井澄郎会長が社長を兼任する。
以下はこれまでの経緯。
▼昨年12月19日 週刊誌「女性セブン」が中居氏の女性トラブルについて報道
▼同25日 週刊文春が同トラブルにフジテレビ幹部が関与していたと報道
▼同27日 フジテレビが週刊誌報道について社員の関与はなかったとコメント
▼1月7日 日本テレビ系「ザ!世界仰天ニュース 新春4時間スペシャル」が中居氏の出演シーンをカットして放送
▼同8日 フジテレビ系「だれかtoなかい」ニッポン放送「中居正広 ON&ON AIR」の放送休止を発表。TBS系「THE MC3」も番組表から削除し、地上波やラジオの全レギュラー番組が放送休止や差し替えとなる
▼同9日 中居氏が公式サイトで一連のトラブルについて謝罪。トラブルは事実と認める
▼同15日 米投資ファンドのダルトン・インベストメンツが、FMHに対し書簡で「激怒」。第三者委員会の設置を要求。日本テレビが「ザ!世界仰天ニュース」の中居氏の降板を発表。週刊文春が、複数のフジテレビ局員が同様のトラブル被害にあったと報道
▼同17日 フジテレビ港浩一前社長らが1度目の会見を実施。翌日以降、広告出稿を取りやめるスポンサーが相次ぐ
▼同22日 中居氏のMC番組の出演が全消滅
▼同23日 中居氏が芸能界引退を発表。フジが第三者委員会を設置
▼同27日 フジが2度目の会見を実施。嘉納修治前会長、港浩一前社長が辞任を発表。新社長に清水賢治氏が就任。191媒体、437人が参加し、終了までに10時間23分を要する異例の長丁場に
▼同28日 遠藤龍之介副会長が第三者委員会の報告書が提出される3月末をめどに辞任する意向を示す
▼同30日 経営刷新小委員会の設置、社内の若手を中心とした再発防止、局の再生を目指すプロジェクト発足を発表
▼2月7日 「再生・改革プロジェクト本部」を設置
▼同21日 「FNS27時間テレビ2025」の放送見送りを発表
▼同27日 日本女子プロゴルフ協会がフジサンケイレディースクラシック中止を発表。日枝久氏が経営諮問委員会の委員を辞任
▼3月27日 新経営体制を発表。日枝氏が取締相談役を退任
▼3月31日 第三者委員会の調査報告会見、結果を受けたFMHとフジテレビの会見をそれぞれ実施。98媒体265人が参加し、休憩含み2会見は約5時間半で終了。中居氏の女性への性暴力などが認定され、清水賢治氏は一連の対応を謝罪し、再発防止策などを発表。
▼4月4日 関西テレビ大多亮社長が辞任