
関西テレビ(カンテレ)の大多亮社長(66)が4日、大阪市内の同局で臨時取締役会に出席し、辞任を表明した。大多氏の辞任に伴い6月の株主総会まで社長を兼務することになった福井澄郎会長(77)が同局を通じ、コメントを発表した。
福井氏は「フジテレビへの第三者委員会の調査報告書を受け、大多氏より代表取締役社長を辞したい旨の申し出がありました。当社取締役会は大多氏の決断を重く受け止め、受理いたしました」と臨時取締役会の内容を報告。
続けて、「このたびの事案では、視聴者の皆さまやお取引先各社にご心配をお掛けし、心よりおわび申し上げます。引き続き、関西テレビ放送人権方針を順守し、内部統制システムの充実に取り組んで参ります」と決意を示した。
フジテレビの第三者委員会は3月31日、元タレント中居正広氏による女性Aさんへの性暴力を認定する報告書を発表。大多氏は性暴力があった23年6月時点のフジテレビ専務で、当初から報告を受け、対応に当たった当事者の1人だった。
報告書を受け、大多氏は同日、辞任を決意。福井氏と話し合い、この日の臨時取締役会で辞任した。
福井氏は08年~19年まで同社社長。24年から同社会長となっている。