
元タレント中居正広氏の性暴力に端を発するフジテレビの問題を巡り、当時のフジ専務で、系列局の関西テレビ(大阪市)の大多亮社長が4日、本社内で報道陣の取材に応じ、辞任を表明した。
第三者委員会は中居氏による「性暴力」を認定し、当時の港浩一社長と大多専務、編成制作局長という同質性の高い壮年男性3人のみで行われ、「プライベートな男女間のトラブル」と即断し、港前社長や幹部らの人権意識の低さが対応の誤りを招き、幹部は「思考停止」だったと厳しく批判した。
1月の記者会見で大多氏は「女性アナウンサー、女性社員との会食はある。私はそれ自体が悪いと思ったことはない。私自身もそういう会に出たこともあるが、今回報道されているような『性の上納』『献上』とはまったく性質が違う」と強調し、さらに「中居氏を守ろうとか、そういう意識はなかった」として、記者から「(中居氏に)ある種の『怒り』があったか」と質問されると「そう取っていただいて結構です」と語気を強めた。
現在の中居氏への心情について「いまとなってはコメントもないです」と述べた。